
おはようございます道の空の木村です。
大変ありがたいことに2月〜5月の間で自社制作のマスクがたくさん売れまして
今は生地が余っている状態です。マスクもようやく薬局やコンビニでも出回るようになり
制限なしで購入できるところも増えたのではないでしょうか。
そいった状況で新しく何か考えている時にこういったデニムのマスクを作ってみました。
以前、研修でお会いした岡山の方から大量の数のセルビッチデニムの端切れを頂いたことがあり、
まだ少しだけあったのでせっかくだと思い使わせていただきました。
洋服が好き方なら聞いたことがあるかと思いますが、
セルビッチデニムとは、旧式織機(シャトル織り機)を使って
織られたデニム生地のことで、生地の両端の「耳」が見られることが特徴です。
ゆっくりと時間をかけて織られるために糸に強いテンションがかからず、
ビンテージのような凹凸感が出て、粗野な雰囲気を持ちながら
温かみのあるデニムへと仕上がるのだとか。こんな贅沢なデニム生地を表地に使用し、
裏地には色付きのシングルガーゼで縫っています。
ワンポイントに自社オリジナルのロゴを縫いつけてみました。(あくまでも見本なので)
その中でもなるべく薄い生地で作ったので付けた時もあまり暑さを感じません。
それともう一つ!
大きめのサイズで作ったこともあり、顔に沿わない問題点は中心部にタックを入れることで顔にフィットし易くなりました。
何度も試行錯誤して作ってきたマスクですが、今回の形が一番しっくりきているかもしれません。
マスクを購入してくれた方々に発見させてもらったといっても過言ではありません。
ありがとうございます。
また少しずつこのデニム生地でも制作していきたいと思います。
セルビッチデニムが無くなれば今までに寄付していただいている古着のデニムでも挑戦したいですね。

